ガソリンをお得に給油する方法とは
地方都市やちょっとした田舎町では、
毎日自動車を運転するという人は、
かなり多いのではないでしょうか。
電車や地下鉄やバスなどの便が、
あまり良くない地域では、
自動車の運転が必要になります。
どうしても自分で運転して、
あちこちに移動しなければなりません。
ガソリンスタンドに寄るたびに、
「ガソリンがもう少し安ければ」と、
そう思ったことはありませんか?
リッターあたり、
一円でも二円でも安く購入したい、
そう思うのが一般庶民の感覚ですよね。
そこで今回は、
ガソリンをお得に安く給油できる、
ちょっとした裏技についてご紹介します。
でも最後まできちんと読んで下さいね。
目次一覧
スタンド会員やカードのポイントは当たり前
特定のスタンドの会員になると、
一般客よりも割引になるのは常識ですね。
リッターあたり、
1円〜5円程度、
会員の方が安くなります。
カード払いのポイントもバカにならない
また支払いをクレジットカードにすると、
カードのポイントが付与されます。
Tポイントや楽天ポイントのような形で、
利用金額の1%から2%程度が、
でもこれらのことは、
一般的に既に行われていることです。
さて、本題の裏技についてです。
ガソリン給油も「早起きは三文の徳」?
とても簡単なことですが、
1%程度のちょっとお得になる方法です。
ガソリンの性質をわかったお得な方法とは?
ガソリンというのは温度が上がるにつれて、
その体積が大きくなります。
逆に温度が低くなると、
体積が小さくなります。
車に給油する時に、
このガソリンの性質を上手に利用します。
一般に一日の中でも、
朝と日中では数度の温度差があります。
暖かい日中に比べて、
比較的気温が低い早朝は、
ガソリンの体積も小さくなっています。
そこで以下のことが考えられます。
ガソリンの体積が小さい時に給油すれば、
より多くタンクの中に入れることができる。
ガソリンメーターの表示は体積
ガソリンの給油メーターは、
重さではなくて、
体積で表示されます。
つまり同じ1リットルでも、
暖かい時は軽くて(薄くて)、
寒い時には重い(濃い)のです。
データによると、
気温が10度上がると、
ガソリンの体積は約1.4%増えます。
例えば気温零度と25度で比較した場合には、
体積が約3%違ってくるそうです。
つまり冷えたガソリンを給油した方が、
暖かいガソリンよりもお得になるのです。
仮に温度差が10度の場合、
100リットル給油するとしたら、
温度差によって1.4リットルの差が生じます。
商用車が朝一番に給油する訳とは?
実はこの方法は商用車などは、
既に取り入れている方法なのです。
運送運搬関係や工事用車両などは、
ほとんどが朝一番に給油をしているのです。
1台1台の車のお得度は、
それほど大きくないかもしれません。
しかしたくさんの車を稼働させている、
そのような会社にとっては、
この小さな節約が見逃せないのですね。
1年365日のほとんどを、
多数稼働させる会社にとっては、
経費がだいぶ違ってきそうな話です。
マイカー利用者にとっても、
年間で考えると、
数千円の違いになってきますよね。
理屈は間違っていないのだが、しかし・・・
確かに理屈的には、
気温の低い時に給油をするのが、
一番お得になるのですが・・・・。
でも残念なお知らせがあります。
最近のスタンドのメーターには、
温度補正というものがかかっているそうです。
温度補正のメーターは、
どんな気温の時でも、
15℃の時の体積になるように変換されて、
それから表示されているのだそうです。
つまり気温に関係なく、
いつも15℃として計算されているのです。
デジタル表示の給油メーターは、
ほぼ温度補正が入っているそうです。
ということは、
結論としては、
気温差を考えて寒い時に給油しても、
ほとんどお得なことは無い、
ということになりますね。
寒さに震える分、
却って損をしてしまう?
ちょっとがっかりですね。
ガソリン給油をお得にする方法 まとめ
でもまだまだ田舎の方で、
アナログ的なメーターが残っていれば、
気温差を考えた給油方法は、
ちょっと使える裏技かもしれませんね。
でも温度補正メーターを考えた人、
これも正しく評価しないとですねぇ。
石油メジャーを侮ってはいけない、
誠にありがとうございます。