40歳も過ぎてくると、
少しずつ目立ってくるモノがほうれい線。
元々ほうれい線とは、シワの事ではないんです。
ほっぺたと口元、この境目部分のことを指します。
人によっては、目立つ人もいれば
目立たない人もいますが
基本的には誰でもあるものです。
人間は誰でも歳を取ります。
年齢を重ねるにつれ、余分な脂肪は増え、
お肌のハリは衰え…
悲しいかな、
これが自然の摂理というものですね。
そしてほうれい線はと言うと、
これまたシワのように深くハッキリクッキリと
目立つようになるのです。
おかげで見た目がとても老けて見えてしまうので
「ほうれい線、何とかしなくちゃ!」
と、こうなってしまうわけですね。
そこで登場するのが、
巷でよく耳にするヒアルロン酸。
ヒアルロン酸を注入することで、
ハリのあるお肌を実現し、ほうれい線を目立たなくする・・・
と言われます。
ほうれい線でお悩みの方にとっては
まさに願ったり叶ったりの効果ではないでしょうか?
でも…
- 本当に効果があるの?
- 危なくないの?
等々
気になる方もいるのでは…
と言うわけで、
ヒアルロン酸注入とはどのようなものなのか?
その効果や注意点などについて
見ていくことにしましょう!
ヒアルロン酸を注入して得られる効果
そもそもヒアルロン酸とは
一体何者なのでしょう?
実はヒアルロン酸は私たちの体内に
元々存在しているものです。
真皮層と呼ばれるお肌の内側部分に蓄えられている、
ムコ多糖類というネバネバしたゲル状物質のひとつなのです。
とてもたくさんの水分をとどめておく性質があるので、
お肌の潤いやハリの源になっています。
1gのヒアルロン酸が蓄えられる水の量は、
何と6000cc!
自分の6000倍もの量の水を保持する、
まさにお肌の貯水槽!
というべき存在なのです。
ヒアルロン酸は、その驚くべき保水力によって
お肌にハリと弾力を与え、シワなどを防ぐ効果があります。
赤ちゃんの「ぷるぷる」お肌は、
豊富なヒアルロン酸によるものです。
でも、ヒアルロン酸は加齢とともに
減少してしまいます。
一説によると、40代では赤ちゃんの
半分にまで減ってしまうとか。
その結果、シワ・ほうれい線が
目立つようになります。
いわゆる「しぼんだ風船」状態、
とでも言いましょうか。
じゃあどうする?
減ったものは、追加補充すればいいじゃん!
それがヒアルロン酸注入なのです。
真皮層をヒアルロン酸で満たし、
表皮を内部から押し上げ、
しわやほうれい線を目立たなくしてくれるのです。
しぼんてしまった、
シワシワ風船に空気を入れると、
膨らんでシワが消える…
そんなイメージです。
施術前に知っておくべき注意点
ヒアルロン酸の注入は良いことずくめの様ですが
気をつける点もあります。
ヒアルロン酸そのものは
基本的に害はありません。
元々身体の中に存在する物質ですからね。
とはいえ、外部から体内に強制的に入れるのですから
そこは注意が必要です。
普通のヒアルロン酸だけじゃなく、
効果を高めるための特殊な成分が含まれていたりします。
術後の容体には十分注意しましょう。
内出血や腫れ、アレルギー反応、
場合によっては合併症などの
重大な副作用を起こす可能性も考えられます。
こうした事は滅多にない事なのかもしれません。
でも、起こり得るということは認識しておくべきです。
施術後の経過をしっかりと観察し、
何らかの異常が見られる場合は
すぐ受診するよう心がけましょう。
それと、施術してくれる医師の経験やテクニック、
評判なども要チェック!
お顔に注射を打つわけですから、
「失敗しちゃった・・・」
では済みません。
成功・失敗は、
お医者さんの技量によるところも大きいので
ぜひともこの辺は、しっかりリサーチしておきたいですね。
ヒアルロン酸によるほうれい線の
効果を持続させるためには
定期的に注入しなければなりません。
一度で済めばいいのですが、
前にも言ったように、
ヒアルロン酸はだんだん減っていくものです。
おおよそ3ヶ月おき程度に注入しなければなりません。
すなわち、継続的に施術を受けることになるわけですから
ヒアルロン酸注入のお医者さんを選ぶのは、
とても大切なんです。
やはり信頼のおけるお医者さんの
お世話になるのが一番ですね。
いわゆる「ヤブ医者」はダメですよ!
まとめ
ヒアルロン酸は優れた保水力で、
ぷるぷるお肌の源!
なのですが、年齢と共に減ってしまう残念な物質です。
ヒアルロン酸が減ると、
ほうれい線が余計に目立つ結果に…
その対処法として、
ヒアルロン酸をお肌に注入する施術が行なわれます。
こうすることで、
ぷるぷるのヒアルロン酸が表皮を内側から押し上げ、
ほうれい線を目立たなくする効果が期待できます。
ただし、ヒアルロン酸はだんだん減ってしまうので
定期的に注入する必要があります。
面倒ですが仕方ありませんね。
何度も施術を受けることを考えても、
万一のトラブルのことを考えても。
やはり信頼できるお医者さんに
お願いするのが一番大切です!