正しいお礼状の書き方!きちんとした「縦書き」で気持ちを伝える。
親戚や知人の方から、
お祝いをいただく機会は、
結構多いことと思います。
お誕生日祝い、入学祝い、
成人式のお祝いや就職祝い、
そして結婚祝いなど。
相手はこちらのお祝い事を喜び、
一緒にお祝いしたいという気持ちで、
送って下さいました。
そんな相手の方のお気持ちに対して、
あなたからは「お礼状」を、
すぐにでも出す必要があります。
普段はメールばかりで、
手紙を書き慣れていない方も、
多々いらっしゃるのではと思います。
ここでは、
きちんとしたお礼状の書き方について、
ご紹介していきたいと思います。
正しいお礼状は「縦書き」です
お祝いは基本的に、
目上の方からいただくことが、
ほとんどではないかと思います。
そんな目上の方に対するお手紙は、
きちんとした失礼のないような、
お礼状にしたいものですね。
ファンシーな便箋でも良いの?
そこでまずは、
便箋と封筒選びが重要になります。
お友達にはいつもカラフルで、
可愛らしいキャラクターの入った、
横書きの便箋を使っているかもしれません。
でもお礼状は、
白無地の縦書きの、
シンプルな便箋にしてください。
白無地の縦書きの、
シンプルな便箋と封筒がポイントです。
シンプルにお礼の気持ちを伝える、
気にかけて下さった方に対して、
真摯な気持ちを表しましょう。
そのためには、
使う便箋もきちんとしたものの方が、
相手に気持ちが伝わりやすいのです。
お礼状の文面についての基本
本文は縦書きで書きましょう。
・ 「拝啓」で始まり、
・ 季節の挨拶
・ お祝いに対するお礼の言葉
・ 近況報告
例えば就職祝いをいただいた方は、
どんな会社に入るのか?
どんな仕事をするのか?
などを報告します。
また職場の場所や雰囲気などについて、
報告しても良いでしょう。
・ これからの抱負
・ 相手への気遣いの言葉
お身体ご自愛くださいませ、など。
「敬具」で締めます。
その後に、
・ 日付
・ 相手のお名前(「様」をつけて)
大体このような内容ですが、
あまり形式にとらわれ過ぎてもいけません。
何かを丸写ししたような感じで、
読んだ方に心が伝わりませんね。
ですから自分の言葉で、
素直な気持ちをそのまま綴った方が、
その思いが相手に伝わると思います。
ただし、
いただいた「お祝い」に対するお礼の言葉は、
忘れずに必ず入れるようにしましょう。
お礼状はいつ出せば良いの?
お礼の手紙はすぐに出すという事が、
昔から礼儀とされています。
お祝いをいただいたその日に、
すぐに返事を書くのが一番です。
少なくともお祝いが届いてから、
2~3日中には、
お礼状を出すようにしましょう。
お祝いをいただくと、
お返しはどうしよう?
お返しの品は何にしよう?
といったことに、
頭が集中してしまいますね。
しかしお祝いが届いて、
すぐにお返しの品をお送りすることは、
却って失礼にあたるとされています。
ここはちょっとご注意くださいね。
(お返しをしなくてもいいとされる、
お祝い事もあります)
お返しよりも、まずはお礼状が大切です。
嬉しかった気持ちを、すぐに相手に伝える。
この気持ちが一番なのです。
ですからお礼状は一刻も早く、
相手に届くようにしたいものです。
正しいお礼状の書き方は縦書きまとめ
正しいお礼状の出し方について、
ご紹介してきました。
いかがでしたか。
お礼の気持ちはお手紙にして丁寧に伝える。
その書き方は、
きちんとした便箋と封筒に縦書きで、
素直な気持ちを綴るということです。
お祝いをいただくということは、
相手の真心を受け取るということですね。
その真心に対して、
こちらからも誠意の気持ちを文字にして、
少しでも早くお礼状としてお送りするのが、
きちんとしたお礼の仕方ではないでしょうか?
もし、これからお礼状を書く機会がある時には、
ぜひこれらのことを参考にして、
真心を込めていただけたらと思います。
お礼状をいただいて嫌がる人はいません。
正しいお礼状を送るだけで、
あなたの人間性の評価は、
グッーっと上がりますよ。