毎年クリスマスが近づくと
街中にはキラキライルミネーション!
大きなクリスマスツリーが飾られ
点灯式なんかもやりますよね。
子供がいる家庭でも
子供と一緒にクリスマスツリーに飾り付け♪
でも、待って!
クリスマスツリーには、
飾り付けそれぞれにもちゃんと意味があるんです!
子供に聞かれた時に答えられるよう
勉強しておきましょ!
アダムとイブが始まり!?クリスマスツリーの意味とは?
そもそもなんで、ツリーの木って、
もみの木なんでしょうか?
他の木ではダメなの?
いろいろ説はありますが
クリスマスツリーを飾る習慣は、
キリスト教とは全く関係ない、
ドイツの土着の信仰が発祥だと言われています。
キリスト教が広まる前は、
北ヨーロッパにはカシの木を信仰する考えが
あったそうです。
北ヨーロッパは夏が短くて
冬はとても寒いです。
太陽が出ている時間が少ないこの地域では、
1年中青々と葉を付けているカシの木は”永遠の命”
だと言われ、仰がれました。
キリスト教がヨーロッパに普及していくと、
この地域ではカシの木の信仰があったので
キリスト教を受け入れませんでした。
そこでキリスト教は、
ドイツ周辺の信仰対処をカシの木に似ている
もみの木にすり替えていったのです。
もみの木は常緑樹で、
ヨセフと聖母マリアをユダヤ王から守ったキリスト教と
縁が深い木です。
三角形に枝が伸びていますから
1番上がイエスキリスト。
それ以外の下部を人間たち、
と伝えていきました。
イエスキリストと、自分たちの関わりを表していると
カシの木からもみの木への信仰に変わっていくうちに
キリスト教が普及していきました。
ドイツの古い習慣が世界中の習慣となって、
もみの木のクリスマスツリーを飾るようになったんですね。
もみの木は常緑樹なので、
冬でも葉を落とさないことから
生命力の象徴とされています。
キリスト教誕生の劇中で、
知恵の実を持つ、禁断の木が出てきます。
その禁断の木の代わりに、
もみの木が使われていたことから、
”知恵の樹”とも呼ばれているそうです。
クリスマスツリーの飾り!それぞれの意味とは?
一つ一つに、ちゃーんと意味があるんですよ。
・リンゴ
定番のリンゴです。
ドイツで初めてクリスマスツリーが飾られた時には
本当のリンゴでした。
アダムとイブが、
エデンの園でかじってしまった事で有名な
”知恵の実”です。
昔は小さな本物のリンゴを飾ってましたが
今ではリンゴではなく
赤い玉だったり金や銀色の玉を飾りますよね。
・トップスター
ツリーの1番上に輝く星です!
ツリーにはなくてはならない星ですね☆
ベツレヘムの星という名前で呼ばれています。
ベツレヘムの意味は、キリストの生誕地の名前。
”希望の星”とも言われています。
・天使
1番上に輝くトップスターの代わりに
クリスマスエンジェルと呼ばれている天使。
キリストの母であるマリアに受胎を知らせたり
羊飼いにキリストのご降誕を告げたのがこの天使だそう。
・ベル
キリストが生まれた事を知らせる喜びのベル。
また迷える子羊を導く為のベルとも言われています。
古代ヨーロッパでは
魔除けのおまじないとしても使われていたそうです。
・キャンディケーン
羊飼いが持っている杖。
キリスト教では人々を羊に、神を羊飼いに例える。
羊飼いが羊を導くのに使う杖が、
キャンディケーンだそう。
・柊(ひいらぎ)
赤い実を付けて葉がギザギザしている柊。
ケーキの上に、飾らられますよね。
しかし実は、少し怖い意味も・・・..
キリストが処刑される時に頭にかぶったイバラの冠を
赤い実の方はキリストが流した血を表しているそうです。
こちらもベルと同様に、魔除けとしても使われます。
まとめ
クリスマスツリーにも
飾りそれぞれに意味があるんですね。
長い歴史があるんですね!
知らないで毎年飾り付けしてませんでしたか?
まだ小さな子供にはキリスト教の話などは難しい話に
なるかと思います。
お母さんが大まかに
分かりやすく説明しながら今年は飾り付けをしてみるのも
いいかもしれませんね!
きっと今までとは違ったクリスマスツリーが
出来上がると思いますよ♪