「8時間睡眠が理想的」
なんて聞いたことはありませんか?
実際には成人は7時間程度が最適
というデータが出ているそうです。
そして体調や疲れの程度で多少の変動はあります。
うんと疲れた日は少し長く寝ちゃったってこと、
ありますよね。
それでも
- 「睡眠時間が人より明らかに長い」
- 「いつも寝ても寝ても寝足りない」
- 「毎日たっぷり寝ているのに、なぜか体が重い」
そう感じているなら、
それは体が送っている赤信号かもしれません。
目次一覧
睡眠時間が長いと病気!?仕組みやチェックポイント
「いくらでも眠れる」
こんな状態が続くと
「自分は睡眠障害なんじゃないか?」
と思ってしまいますよね。
代表的な睡眠障害としては
・睡眠時無呼吸症候群
文字通りですが、睡眠時に呼吸が止まる病気です。
・睡眠時遊行症
いわゆる夢遊病のことですね。
・ナルコレプシー
レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えの異常で
金縛りにかかってしまって、熟睡できない病気です。
世界中で日本人の患者が一番多いと言われています。
などなど、他にもたくさんあります。
まずは自分の眠りをチェックしてみましょう。
①眠っている時に、いびきをかいている
いびきや呼吸が乱れたり、止まることがないか。
②眠っている間に布団から出て動いている
(活動している)ことはないか。
③眠っている間にしゃべっている。
家族にチェックしてもらうか
自分で録画してみましょう。
もしあてはまったら、病院で検査を受けましょう。
もしチェックで異常が見られなかったとしたら、
それは「睡眠の質」によるものかもしれません。
じゃあ睡眠の質を上げる方法って、
どうすれば良いのでしょうか。
- 眠る前にハーブティを飲めばいいのでしょうか?
- テレビをやめて、ストレッチする?
- 高い枕を買えばいい?
そういった「睡眠活動」を一生懸命やってるのに
でも効果が出ない人も多いと思います。
「睡眠の質」は、
実は「心身の活動の質」と比例しています。
そして、ストレスに大きく左右されているのです。
起きている時間が辛い時ほど、
睡眠時間は長くなるものなんです。
脳は眠っている間に心身が受けた情報を処理します。
脳は、ストレスで疲れている時、
睡眠時間を増やそうとします。
「睡眠の質」を上げ
正常な睡眠時間に戻すためには
- 心身を健全な状態に保つ
- ストレスをコントロールする
が必要なんです!
①起きている間に心と体を十分に活動させる
正常な睡眠時間でスッキリと目覚めるためには、
起きている間に心と体をバランス良く、
十分に活動させることが大切です。
デスクワークが多いなら、ときどき歩いてみたり。
自分の世界に入ってないで、
意識して人と話して、心を活発に動かしたり。
バランス良く積極的に心と体を使いましょう。
②目の前のことに集中する
今は、「ながらスマホ」などなど、
ついあれこれ気になってしまうことが多いですよね。
いろいろやったつもりでも、
結果的に実際は何もできてない。
ネットを見まくったあげくに、
なんとなく疲れてしまって、充実感が感じられない
ってことありませんか。
これが積み重なると、
気づかないうちにストレスが溜まっていきます。
そうならないためには、
目の前の事に集中するように意識すること
が効果的です。
これは作家の村上春樹さんもエッセイで書いていますが、
たとえば歯を磨いているときは
そのことに集中する。
誰かと話している時は、
その人に集中するということです。
こんな簡単なことですが、
毎日に大きな充実感を得られるようになります。
ぜひお試しを!
③こまめにストレスを解消する
- 最近寝ても寝足りない
- 体が重い
と感じたら、ストレスがたまってきていないかと
自分をふりかえってみてください。
もし思い当たるなら、できるだけ意識して、
早く発散してしまいましょう。
大きなストレスが体の症状としてふりかかってくる前に
日々のプチストレス解消を心がけましょう!
毎日に折り合いをつけてハツラツと過ごしている人は
普通の睡眠で朝スッキリ起きられるものです。
そんな毎日が送れますように!