立ち上がった瞬間クラッときて
危なかったことはありませんか?
見た目からは分からない貧血。
体がだるくて動けない。
でも明確な症状が出ていないので、
周りからわかってもらえなくて辛い。
そんなあなたが、ちょっとでも
楽になる手掛かりになりますように。
立ちくらみは鉄分不足じゃない!低気圧との関係性とは?
まず立ちくらみの原因の一つとして
貧血が考えられます。
貧血と言えば鉄分不足?と思いがちです。
実はそれ以外にも原因はあります。
それは「気圧」です。
気圧が低いと立ちくらみをすると
言われてもピンとこない方。
高山病を思い出してみて下さい。
頭痛、吐き気、食欲不振、疲労感、
動悸、息切れ、めまいなど。
これらは全て高山病の症状に当てはまります。
どうでしょうか?
気圧が低い山にいくだけで、
体質的に合わない人は、これだけの症状がでます。
気圧が原因で体に起きるのは酸素不足です。
気圧がさがると酸素の量が減り、
二酸化炭素が多くなります。
だから、気圧が低いと酸素不足になってしまって、
体調を崩しやすくなります。
季節の変わり目に体がだるくて、
何もする気にならなかったりしませんか?
春から夏、梅雨の時期、台風の時など・・・
低気圧の気候の時には起こりやすくて、
体調不良になる人が多いです。
自覚症状が出ない人でも、
「なんだかだるいな」
と感じることもあると思います。
じゃあ酸素不足なら、
体内に酸素を取り入れるだけでいいのでは?
と思いますが、
根本的に貧血を治すことの方が大切ですね。
どうして立ちくらみが起こる?原因と予防法とは?
立ちくらみが起こる原因は、
気圧以外にも色々あります。
他の原因と重なってしまい、低気圧の影響で、
貧血が悪化することがあります。
立ちくらみを防ぐには根本的な
原因を治していくようにしましょう。
原因
■低血圧
低血圧とは、体内に血を送るときの力が弱く、
血液を全身に送るパワーが不足している状態。
特に女性に多く、自覚症状がない人も多くいます。
低血圧は、生まれつきの場合と、
後天的な場合両方あります。
後天的の人の場合、様々な原因がありますが
無理なダイエットなどが原因のことがありますので
注意してください。
■鉄分不足
鉄分は、酸素を体内に届けるのに必要です。
鉄分が不足すると立ちくらみを
起こしやすくなります。
ダイエットによる偏食などは
鉄分不足になりやすいので要注意。
特に成長期には十分な鉄分を摂取するようにしましょう。
■生理
生理になると血液と共に、
鉄分が体内から極端に減少します。
身体が保管できる鉄分の量は、
限られています。
その為生理中は、
特に立ちくらみになりやすい。
生理中だけでも鉄分を多めに
摂取するように心がけましょう。
対策
立ちくらみを防ぐための方法を
いくつか紹介します。
■意識して動く
「貧血を起こすかもしれない」
と、気をつけて動きましょう。
座っていた状態から急に動く時に
立ちくらみは起こりやすいです。
ゆっくり動くだけでも、
血液がゆっくり流れてくれるので、
立ちくらみを予防できます。
何かにつかまりながら動くと、
万が一、立ちくらみしてしまっても安心ですね。
■食事
色々な栄養素をとることが大切です。
特に重要な栄養素が「鉄分」「ビタミンC」。
鉄分は、血液をスムーズに、
全身に運ぶのに必要。
ビタミンCは、鉄分と合わせて摂取すると、
鉄分の吸収率を上げてくれます。
・鉄分を多く含む食品
- レバー
- しじみ
- 卵黄
- 納豆
など
・ビタミンCを多く含む食品
- ピーマン
- キウイ
- ブロッコリー
など
できるだけ意識して、
食べるようにしましょうね。
食事で取り入れるのが難しければ
サプリなどの利用もアリですね。
■運動
水分、いわゆる老廃物が体の中に溜まってると、
立ちくらみが起きることもあります。
防ぐためには適度な運動を行い、
新陳代謝を活発化させましょう。
また運動により血行がよくなれば、
血液の流れも潤滑になります。
まとめ
貧血には色々原因があります。
日常生活で気を付けるだけで
改善されることもあります。
気を付けないといけないのが、
病気が原因で起こる立ちくらみもあることです。
- 自律神経失調症
- 脳梗塞
- 血管迷走神経反射など
あまりにも貧血がひどいなら、
一度病院に行ってくださいね。