花粉症には頭痛はつきもの?
寒い冬を頑張って過ごしたら、
そうですね、
念願の春がやってきますね。
春と言えば暖かくなって、
気持ちもウキウキする季節です。
しかし花粉症の方にとっては、
春になると憂鬱になるという方も・・・。
花粉症の方にとって「春」は、
冬よりもっともっと厳しい、
そんな季節の到来でもありますね。
止まらないクシャミ・・・
鼻水・・・
目のかゆみ・・・
発熱・・・
喉の痛み・・・
さらに頭痛も起こしてしまう事も多い様です。
そこで今回は皮膚科医の友人に、
花粉症の症状の中でも、
特に頭痛の症状について聞いてみました。
花粉症の頭痛の原因と対処法を、
今回はあなたにシェアしますね。
目次一覧
花粉症の訴えで頭痛がある方
一般的に花粉症の症状としては、
鼻水や鼻づまり、
目の痒みの症状が多いですよね。
でも花粉症特有の頭痛もあるようです。
友人医師によれば、
花粉症を訴えて来院する人で、
頭痛に悩んでいる人には、
共通した特徴があるというのです。
それは本人が自覚しているか、
していないかの違いはありますが、
花粉症を訴えて頭痛を指摘する人は、
ほとんどの人が鼻詰まりを伴っている、
という事なのです。
副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは
その症状は副鼻腔炎(蓄膿症)、
と呼ばれるそうです。
この副鼻腔炎(蓄膿症)によって、
頭痛が引き起こされるのです。
要するに鼻をかんで、
鼻水を定期的に排出しているつもりでも、
鼻の中に鼻水が残留しているのです。
鼻をかんでも、かんでも、
完全に鼻水を出し切っていないのです。
鼻水を外へ排出できない事で、
鼻の中で細菌感染を起こして、
炎症を起こしているのです。
さらには、
鼻詰まりや鼻水が原因で、
睡眠不足になる事が、
頭痛の原因にもなります。
花粉症を訴える患者さんの中に、
頭痛も訴える人がとても多いのは、
主に以上の二つの理由からなのです。
花粉症による鼻水の特徴は、
風邪の時とは違い、
水っぽいサラサラした鼻水です。
気が付いた時には、
ツーっと垂れてしまっている、
そんな鼻水が花粉症の特徴です。
ですから、
頭痛と鼻水の症状から、
風邪だと勘違いする方も、
実はとても多いのだそうです。
鼻水の状態で、
風邪か花粉症か、
自分で見分ける事も出来るので、
よく注意してみてくださいね。
花粉症での頭痛の対処法は?
この苦しい花粉症の症状から、
何とか楽になれる方法を知りたいですよね。
そこで友人医師に聞いてみましたよ。
ほとんどの患者さんが、
花粉症から解放されて楽になりたい、
と同じ事を言うそうですが、
それは当然ですよね!
友人医師は花粉症に悩む患者さんに、
薬を処方しますが、
その時に色々と注意をするそうです。
その注意とは意外にも、
日常生活に関わる事でした。
免疫力を高めよう!
なんの治療にも言える事ですが、
日ごろに不摂生な生活から抜け出す事!
特に寝不足は避けた方が良いそうです。
鼻水が辛くて眠れない場合は、
体を温めたり、
鼻にホットタオルを掛ける、
アロマをたいてみる等で、
かなり改善されるそうですよ。
和食メインのヘルシー食
こちらも免疫力アップのために、
アルコールやコーヒーや、
チョコレートなどは、
控えめにすると良いそうです。
同じように脂っぽいものや、
お肉や辛いものばかりでは、
免疫力アップは望めないとのこと。
適度な運動をする
運動をする事で体力がつき、
花粉症からくる様々な症状に、
負けにくくなるそうです。
運動すると言っても、
花粉が大量に舞っている、
外での運動は必要ありませんよ。
ジムやプールに行かなくても、
自宅で筋トレをしてみるのも良いそうです。
同居家族にも協力依頼
他にも同居家族にも協力を依頼しましょう。
喫煙の習慣のある方には、
それを遠慮してもらいましょう。
家に花粉を持ち込まないために、
衣服を玄関前で脱いで、
花粉を払う事も、
面倒ではありますが重要ですね。
サーキュレーターを玄関に置いて、
帰宅した時に花粉を払いましょう。
上着に風を当てて、
玄関の外に花粉を追いやりましょう。
花粉症での頭痛の治し方のまとめ
鼻づまりの解消
寝不足の解消
空気清浄機を使うのも効果的ですが、
やはり家族の協力があってこそ、
花粉症の治療には、
大きな効果が期待できるというものです。
快く協力してあげてくださいね。
この記事が、
花粉症の症状に頭痛のある人を含め、
花粉症で悩む方に、
少しでもお役に立ちますように。